アカボシゴマダラ
日中は暑かったとしても、風は涼やかなのですっかり秋だなと感じるようになりました。
数日前まではツクツクボウシががんばって鳴いている声が聞こえてきましたが、10月中旬ともなるとみんな力尽きたようです。
夏の間はにぎやかにひらひらと飛び回っていたチョウも、秋になると種数はどんどん減っていきます。
それでも気温が高いときは、お前まだいたのかい?という感じで出くわすこともあります。
先日は翅がボロボロになったアカボシゴマダラに出会いました。
花の蜜や樹液があるわけでもないのに飛んでは止まりを繰り返していたので、飛び立った後をよく見ると卵が産んでありました。


アカボシゴマダラは4齢幼虫で越冬するのですが、これからだと冬を迎える前にそこまで成長できるのかは不明です。
このアカボシゴマダラは人為的に放蝶されて増えてしまった外来種なので、本来であれば駆除対象となる生物です。
しかしながら今では普通に見かけるくらいに増えすぎているので、根絶させるのはもはや不可能といえるレベルになっています。
ちなみに卵を産み付けていたエリアは、数日後に草刈りをしたので卵も除去されています。
生あるものを駆除するのは心苦しいので、きれいだから増えてほしい、飼いきれなくなったから野外に逃がすというような身勝手な理由で、外国産や他の地域でつかまえた生き物を野に放つのは絶対にやめましょうね。

2026.10.14更新


