珍獣⁉

1か月くらい前のことですが、園内を歩いていると離れたところに動くものが目に入りました。

何だろうと目を凝らしてみると、グレムリン(一定の年齢以上の人じゃないとわからないかもしれませんが)のような生き物がいました。

じっと見ていると相手もハッとしてこちらを見て、ノタノタと去っていきました。

時々テレビなどで、見たことのない生き物を発見したと騒がれることもありますが、この正体はタヌキです。

昔話に出てくるもっさりした生き物とは似ても似つかないじゃん!と思うかもしれませんが、これは疥癬症という皮膚病にかかり、毛が抜けてしまったかわいそうな状態で、タヌキにはよく見られる症状です。

タヌキは家族で過ごしていることもあるようで、1頭が皮膚病になれば仲間もみんな皮膚病になってしまうようです。

疥癬症にかかったタヌキは、やがて衰弱して死んでしまうそうです。

捕まえて注射をして回復させることもできるそうですが、病気のタヌキをすべて捕まえて治療するのはとても難しいことでしょうし、野生動物が病気で死ぬことは自然の摂理なので、かわいそうですがあまり手出しをしないのが良いのかもしれません。

小雀公園ではタヌキを見かけることは結構あるので、個体数は多いのだと思います。

ケガや病気で死ぬということは野生の世界ではごく当たり前のことですし、それによって個体数が増えすぎることもなくなり、生態バランスが保てているのでしょう。

野生動物の世界には安易に手出しをせず、一線を引いて見守っていきましょうね。