弱肉強食の自然界
公園内を巡視しているとアベリアの植栽地あたりでセミが羽ばたくような音が聞こえます。低木で背が低く剪定してあるアベリアにセミが飛び込むことはないだろうし、細い幹で樹液を吸うとも考えにくいので、何が起こっているのか不思議に思い、アベリアに近づいていきました。

激しい羽ばたき音は続いているので、セミなら人が近づけば驚いて飛び立つだろうと考えながら音の方向に寄ると、セミがアベリアの中で羽ばたいている姿を確認できました。

アベリアの中でセミが飛ぶ姿勢まま浮いているのです。何か変です。さらに近付いて見ました。

よく見ると茂みの中でカマキリがセミを捕まえています。体長ではカマキリが勝っていますが、セミの方が大きく感じられます。カマキリはどのようにしてセミを捕らえたのか分かりませんが、セミが必死に羽ばたいてもガッチリと鎌で押さえてセミにかぶりついています。このような光景は初めてでしたが、自然界の弱肉強食はこんなところでも遭遇するものだと改めて感じ入ったしだいです。

